頼もしい男性の定義って?女性が求める頼もしさは包容力
2008.05.16
女が感じる男の頼もしさとは

私の知ってる男性で、「頼もしい男が好きだって言うから、食事もすべて俺がメニューを選び、デートコースもすべて俺が選んで、俺について来い式につきあってたら、彼女は、あなたみたいな強引な人にはついていけない、と言って去っていった…なぜだ!」と嘆いている人がいました。男性が観念的に考える男の頼もしさと、女性が求める頼もしさには、ちょっとしたずれがあるかも。女性の期待する男の頼もしさには、男の度量の大きさアンド包容力が含まれているの。
●カッとキレたりしない。
●冷静にものごとを対処できる。
●感情が柔らかで、どんなときにも柔軟に対応できる。
そんな男性は、逆境にあっても打たれ強い。この重要な頼もしさを、女性は求めているんです。男性は、女性から求められている頼もしさを、ともすれば、「喧嘩が強い」とか、「筋肉質」とか、「豪快に喋る。ご飯を食べる」などの外観や、「仕事ができればいい」「金を稼げばいい」などと仕事面だけで、とらえがち。競争面だけで、考えてしまう。
確かに、男性の筋肉や強引さ、仕事面の頑張りや野望もときとして必要だけど、それだけじゃ、本当の頼もしさじゃない。女性が求める男性の頼もしさとは、ちょっと違うの~。プラスしたものが、ないと。
「心がやわらかい」という「強さ」を持って

すごく仕事して、ばりばり稼いで、それでも奥さんから離婚を言い渡されたり、離婚して欲しいと別れをつきつけられた男性を、たくさん知ってますから~。本当の男性の頼もしさとは、いつも明るい未来を夢見て、少々の困難にはへこたれない、タフな精神の持主だと思います。本当の頼もしさは、ピンチ!のときにこそ、発揮して欲しいの。
たとえば、何かに失敗したとき、悪くとらえてしまう人は、「もうだめだ…」とくよくよして、(あのとき、ああしてれば…)とずっと後悔したり、人を恨み続けて、人生という時間を無駄に過ごしてしまう。
よくとらえる人は、困難なことや、思っていた通りにはならなかった逆境のときにこそ、(過ぎたことを、くよくよしたり、恨んで時間を無駄に過ごしてもしょうがない。よし、これからどうするか、打開策や対策を考えよう…)と思考を前に向いて切りかえられる人。そうやって、失敗した事業を再度復興させたり、心機一転、新しい生き方を始めて何年かの後、成功した人も多くいます。
精神のタフさを合わせ持ってこそ、本当のやさしさが、生まれるんです。そんな人が、本当に自分を幸せにしてくれる人だと、女性は知っています。心のタフさを書いた渡辺淳一さんの「鈍感力」大ベストセラーになりましたが、叱られても、次の日はけろっとした顔で出てくる新人サラリーマンとか、読んでいて、そうそう、と同感する部分が多かったです。