いい香りの手(Hと恋愛)
2008.03.19
女性はつま先まで見られている!

ついこのあいだ、友人のKくんと話しているときに、こんなことを言っていました。
「なあ、加奈ちゃんっていつも爪短いよね。伸ばさないの?」
手をよく使うから、いっつも伸ばしきれなくて、途中で切っちゃうんだ。なんで?」
「爪、長い女って色っぽいじゃん」
ところが私は、そのちょっと前に他の友達Sくんと話しているときに、こんなことを耳にしていたのです。
「ネイルアートっていうんだよね、あの長い爪。俺、あれ苦手なんだよね」
「なんで?」
「ちょっと怖い…」
ただこの件でよーく分かったのは、意外にも爪の先など、細かいところまで見ているんだなあってこと。
手をつないだり、
キスするときに顔に触れたり、
もちろん手でしてあげたり、
愛撫をしたり。シャンプーの香りをかいだり。香水の香りを気にしたり。
彼と過ごすラブタイムに、手って大活躍をするのですから、彼がついつい“注目!”しても全然不思議はないんですよね。
あんなところをついついパクッ

すべすべの潤った手で、あんなことをしてもらいたい、
こんなことをしてもらいたいと、思いを巡らせているからこその、注目。
そしてちょっと深く聞いてみました。
「ねえ、Kくん、その長い爪の手。どんなところが色っぽいって思うの?」
「そうだなぁ、背中に爪を立ててもらいたいかな」
「そうなの?」
「苦手って人が多いけど、俺は好き。爪立てるっていっても痛いくらいに思いっきりはダメだよ。ちょっとツツーって軽くだよ。ゾクゾクッてする」
「ふーん、苦手な人はどんなことしてもらうと嬉しいんだろ?」
「そりゃ、触ってもらうことでしょ。女の子の手って、柔らかいじゃん。自分のより少しつめたくて。だから触ってもらってるだけでも気持ちいいもんだよ」
そんなとき、やわらかく、清潔な白い素肌の手から、いい香りがふっと漂ってきたら、たまらないでしょうね。
そうそう香りといえば、こないだ彼とのデートでこんなことがありました。
信号待ちのとき、つないでいた手を離して、顎のあたりを、こちょこちょっとくすぐっていたら
“パクッ”
彼が私の指を……。
「やん、何するの?」
「だって、加奈の手、なんかいい香りがするんだもん。この香り何の香り?」
どうやらきれいにお手入れされた、いい香りの手はおいしそうに感じるみたい♪♪