デート中に尿がもれる?!尿漏れ対策はどうすれば良い?
2015.07.16
あなたは、いくつあてはまる?

「尿漏れ」というと高齢女性特有の悩みのような印象を持つ方がいるようですが、そんなことはありません。まだまだ先のことだと思っていたらある日突然「あれっ?」と感じ、驚きを隠せない方も多いようです。主な尿もれの症状は、以下の通り。さっそく、チェックしてみましょう。
○尿もれチェックシート
□せきやくしゃみ、大笑いしたときに尿もれしやすい。
□立ち上がったとき、運動したときに尿がもれやすい。
□出産をきっかけに尿もれを起こすようになった。
□急に尿意を感じて、もれそうな気がする。
□水仕事をしているとトイレに行きたくなる。
いかがですか? 「実はデート中、そういうことがあって急いでトイレに駆け込んだ」という方もいるかもしれません。そのくらい女性に起きやすい排尿トラブルなのです。でも、なぜ尿がもれてしまうのでしょうか?
尿もれとは?
尿もれとは、自分の意思に関係なく、少量の尿がもれてしまう症状です。ごくたまに、ほんの少しもれるくらいなら、さほど気にしなくても大丈夫。でも、尿もれのためにデートが不安になったり、生活に支障が出てきたりするようなら、できるだけ早めに受診することをおすすめします。
次に、原因とケアの仕方を紹介しましょう。
尿もれの主なタイプは2つ

尿もれの主なタイプは、「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の2つです。「腹圧性尿失禁」は、せきやくしゃみをしたとき、おなかに力を入れたときに起きる尿もれ。これは、出産で骨盤底の筋肉にダメージを受けた方に起きやすいです。
「切迫性尿失禁」は、尿意を感じ始めると、すぐに我慢できないくらい強い尿意に襲われ、実際にもらしてしまうタイプです。こちらは、寒さや冷たい水仕事、流水音を聞いた刺激などによって膀胱が過敏に反応してしまうために起こります。 原因は、もともと膀胱が小さい、膀胱炎などによって、一時的に膀胱が過敏になっているなどです。
どちらもデート中に起こると(いえ、日常でも)、それまでの楽しいムードはなくなり気持ちも落ち込んでしまいますよね。では、どうしたら改善できるでしょうか?
今日から始める簡単セルフケア
○おすすめしたい尿もれセルフケア
1.水分の取り方は、1日にコップ5~8杯ぐらいを目安にしましょう。 水分の取りすぎを控えるだけで、尿もれがおさまることがあります。
2.正常な排尿回数は、1日に4~8回です。 トイレに行く回数が多いときは、ある程度尿がたまるまで我慢してみましょう。
3.便秘の解消を心がけましょう。便秘がちだと、膀胱を圧迫して尿もれが悪化します。
4.尿もれ専用パッドなどを上手に利用しましょう。
この4つ以外に、「腹圧性尿失禁」の場合は、骨盤底筋を鍛える体操もあります。
○骨盤底筋体操の仕方
横になった姿勢、またはイスに座った姿勢で「尿道、膣、肛門をギューッと締めて、ゆるめる動作」を1セットにして、1日に数セット~10セット行います。 これらのことをしても、実感がない、または、さらにひどくなるときは、早めに女性泌尿器科を受診しましょう。尿もれが続くと、デートのときにもしかしたら…と不安になって気分も沈んできます。 症状が軽いうちに、早めに対処してくださいね♪
★今日の言葉★
アンダーゾーンをケアして、もっと好感度を上げよう♪
