濡れる女性は感じてる女性なの?
2008.06.26
濡れる…何を目安に感じていると思う?

女性が感じているかどうかを見分けるとき、何を目安にしますか? という質問を投げかけたら、「濡れるかどうか」と答える人も多いのではないでしょうか?
しかし、 女性が濡れている=入れて欲しいではない!のです。
濡れているからと言って、必ずしも感じているわけではありません。
実は 女性はレイプされると、愛液が自然と出てきてしまいます。それは体を守るためと言われています。
つまり、愛液は単なる生理的なシステムで出てくるのです。
ですので、男性諸君の方には知ってほしいです。
本気で嫌がっている女性に「濡れているじゃないか。感じてるんだろ? 入れて欲しいんだろ?」と無理強いするのは、ものすごく勘違いしている恥ずかしい男性になってしまうので、ご注意くださいね!
女性自身での「濡れる」の間違い
勘違いといえば、もうひとつありました。「濡れる」の勘違い。 濡れやすいと思っていたり、日常の何でもない時も濡れている…。
生理前でもないのに、常に潤っている…そんなことありませんか?
実はカンジダ膣炎や、トリコモナスなどにかかっていると、オリモノの量が増えます。
それを「濡れている」と勘違いしているのかもしれません。
おりものの色や臭いが変化しますが、結構気づかない人多いようです。ちょっと怖いので、注意してくださいね。
体のなかの水分が足りなくなると濡れにくくなる

今度は「気持ちいい」のに「濡れない」場合。
これにも理由はいくつかあります。
まず、ホルモンの関係です。
極度なダイエット、更年期、ストレス過多、加齢。そんなことが影響してきます。
男性が勃起しにくくなるメカニズムと一緒ですね。脳とホルモンの密接な関係があります。
それから当たり前ですが、体のなかの水分が足りなくなると濡れにくくなります。ダイエットしているときは、食事が減ります。
そうなると食べ物に含まれる水分を摂取する量が減ってしまうので、ダイエット中はセックスのためにも(?)、ミネラルウォーターなどを心掛けてとりましょう。
途中で乾くのは、愛液不足とは限らない

濡れないで、ピストン運動を続けると、膣内に傷がつき、そこから炎症を起こすこともあります。
十分に濡れていることを確認してから挿入しなければなりません。
また、ピストン運動を長時間続けますと、乾いてくる場合もあります。
これは愛液が、興奮時の最初に大量に出され、その後分泌は減ってくることに関係があります。
この分泌量は個人差があるので、あまり心配することはなく、もし途中で乾いてきましたら、潤滑ゼリー(ラブスライド)やラブローションなどで補うことをおすすめします。
乾いてからの激しいピストン運動だけは避けてください。
「性欲」「生殖機能」「快楽」は必ずしも結びつかない
ちなみに異常事態、つまり戦争や飢饉などの場合、子孫を残すために生殖機能が高まり、排卵日ではないのに排卵したり、男性も強くなるという説もあります。
ただこれに「性欲」は当てはまらないようです。
猟奇殺人(快楽殺人)などは「性欲」が関係しているとされ、それは国が豊かな時代に起きることが多いようです。
最近、日本でこの形の殺人が増えてきたのは、豊かだから…というのもありそうですね。
ちょっと話はずれましたが、「性欲」「生殖機能」「快楽」は必ずしも結びついているわけではないです。
「濡れる」≠「気持ちいい」の関係も理解できます。
セックスって本当不思議。
不思議だけど、セックスはやはり「生殖行為」だったんだな! とあらためて気づいてしまいますよね。
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