女性器の形に違いってあるの?
2008.02.28
自分の女性器の形ってじっくりみたことありますか?

70年代、ウーマンリブという運動がありました。ピンクのヘルメットをかぶって活動する人もいたことから『ピンクヘル』なんて呼ばれていたこともあったんですって。
今はその思想は変化をとげつつも、社会学のなかでフェミニズムという言葉で定着していますね。上野千鶴子さんなどが有名だと思います。
このタイトル、男性が読む場合『俺としたい!って思って欲しい』に置き換えられるなぁと思いながら書いています。
そのウーマンリブの時代、『自分の女性器の形をじっくりみてみよう』というワークショップがあったそうです。そこではみんなで鏡を持って自分の性器を見るだけでなく、ほかの人の性器もじっくり眺め誉めたり讃えたりしたとのこと。
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女性器の形を褒め称える?
想像するとちょっと不思議な光景ですが、そう言えば、ほかの女性の性器ってじっくり見たことないですよね。裏モノのビデオなどでは見られるかもしれないけれど、生身の、女性器の形ってなかなか見るチャンスがないように思います。
でも男性ってみんなで立ちションしたりするときに『おまえのでかいな』とか話すそうなんです。あっけらかんとした様子が楽しそうで羨ましいなと思ってしまうのは私だけでしょうか…?
医学書ならあるのですが…
顔がひとりひとり違うように、女性器もひとりひとり違います。色、場所、全体の大きさ、クリトリスや小陰唇、大陰唇の大きさ、肉のつきかた、毛の生え方…。
小さな場所だけど顔と同等くらいダイナミックな違いがある場所なのに、実はあんまり見たことがない場所、それが女性器。
どこでじっくり見られるかというと写真だと医学書なんですが、医者や看護婦でもないかぎりそんな本、見る機会ないですよね。官能作家さんなどは描写をするために買い揃えていたりするそうですが。
毛が濃く密度の高く生えている人は情に深い?

というわけで、ちょこっとずつ説明していきましょう。まず毛の生え方。
体質的に薄い人、濃い人、一筆すっと墨をひいたように細く生えている人、足やおへそに届きそうなくらい生えている人。毛が濃く密度の高く生えている人は情に深く、床上手だと言われています。
毛が縮れている人よりも、ストレートタイプのほうがセックス好き、そんなふうにもいいますが、歳を重ねるにつれ毛が伸びていく人が多いようです。
また、セックスをあまりしないと毛先などが鋭くなっていくとも言われています。いつも摩擦がある人は、マイルドな毛になるのでしょうかね?
クリトリスは仮性?真性?
次にクリトリス。大きさは直径2mmくらいからさまざまなようです。男性ホルモンの注射をしている方はクリトリスが大きくなって小さなペニスのようになるそうです。
女性の場合、完全に包皮がかぶっていることが多く、勃起をするとめくれあがる仮性包茎、勃起をしても隠れている真性包茎のタイプに分かれます。
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精液焼けなんてしません!

今度は色。俗に遊んでいると黒くなると言ったりしますが、精液焼けを起こすほどエッチしている人はいません、と言ってもOKなくらい影響しません。
ただ下着と擦れて色素沈着を起こしたり、ホルモンの関係でメラニン色素の働きが変化し色が黒くなることはよくあることです。
もともと色の黒い人はやや黒め、色白さんはピンクだったりベージュだったりすることでしょう。
つまり、女性器の形や色も、十人十色ということです。人と違うからといって、悩んだりしなくてもよいのです。
年齢により変わってくる女性器の形や大きさ。
大きさについては、ぽっちゃりタイプの女性は膣内外にも脂肪がついていることが多く、筋肉がしっかりついている人は括約筋もしっかりしていることが多いというように、体の特徴に似ていることが圧倒的多数。
しかし内部の柔らかさはホルモンの関係が大きく影響していて、30代、40代がふっくらと包み込むような柔らかさになります。10代のうちはちょっと固めかな。
日本人の女性器の形は欧米人と比べ小さく、日本人男性とぴったりなサイズになっています。ゆるい、と言われる人は筋肉がなかったり、ホルモンバランスが崩れていることが多いので、日常の生活をちょっと見直してみましょう。 (LC編集部・遠藤)