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恋愛コラム LCカラダ相談室、ドクター関口がお悩みにアドバイス

女性のセックスのトラブルは?

2008.03.17

セックスのトラブル

痛い!セックスのトラブル

まずはセックストラブルについて説明します。

女性のセックスのトラブルは、最新の分類では、性欲/性的関心障害、性的興奮障害、 オーガズム障害、性交疼痛症、膣痙、性的嫌悪障害などに分かれます。全てをあわせて女性性機能障害 (Female Sexual Dysfunction以下略してFSD)といいます。

難しいと思われるかもしれませんが、要するに
“セックスに関心がない”
“セックスをする気がしない”
“興奮しない”
“興奮しても濡れない”
“ずっと興奮していて困る”
“イケない”“セックスするときに痛い”
“膣がケイレンしてペニスを挿入できない”
“セックスを汚いことと思うのがやめられない”

というような悩みのことです。

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それぞれに関しては、追々お話します。国際的には、FSDは、女性の生活の質を落とす“病気”と認知されて、 いろいろな治療が試みられています。

日本でも結構古くから学会があり研究が行われていますが、欧米と日本ではセックス観が違うため、 日本ではまだまだ誰にも相談できず悩んでいる患者さんも多く、相談窓口も少ないのが現状です。

FSD(女性性機能障害)の原因と治療について

FSDの原因は、約6割が心理的(こころの)問題、約4割が身体的(からだの)問題とされています。 男性性機能障害(Male Sexual Dysfunction以下略してMSD)の場合は、心理的問題1~2割、身体的問題8~9割ですから、 女性のほうが、男性よりこころの問題でFSDになりやすいと言えます。

またMSDでは、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの 勃起補助薬が開発され、目的に応じて使い分けることができますが、FSDには、そんな便利なものがまだ開発されていません。

よって治療には、時間と手間がかかります。ところで質問をしてくれた方の症状は、このうちの“セックスするときに痛む”わけですから 性交疼痛症ということになります。性交疼痛症は日本では一番多いFSDです。身体的な問題としては、性感染症、子宮内膜症、 性器脱、間質性膀胱炎、外陰痛症等のなどがあり、これらの疾患の場合は治療が必要です。これに関しても後ほど話をいたします。

しかしもっと初歩的なパートナーとのコミュニケーションが悪くて、痛いという患者も結構多いのが、日本の現状のようです。


Q.セックスのとき、いつも痛いんです

≪CASE No.1:Aさん/25歳≫

現在までにつきあった男性は5人くらい。マスターベーションでは、オルガズムに達するが、パートナーとのセックスでオルガズムに至ったことがない。性欲はある。愛撫をうけると濡れる。 しかしパートナーの激しいピストン運動の際には、奥に痛みを感じる。

≪アドバイス≫

セックス経験としては標準的(?)な方だと思いますが、もっとも大きな問題は、自分がセックスの際どうしたら気持ちがいいのかということを考えたことがない、もしくは分かっているが相手に伝えられないことです。 いつかセックスの相性がいい運命の相手と出会い、最初のセックスで、最高のオルガズムを感じることができると思っていませんか?

女性は、身体的異常がなければ挿入されるだけで濡れるのが普通です。 しかし痛みのないセックスを行い、オルガズムに達し、満足感を得るためには、それなりの準備が必要なのです。

まずマスターベーションで、自分はどうしたら気持ちいいのかを認識する必要があります。Aさんは、マスターベーションではオルガズムに達するということなので、ここはクリアしているようです。

その次の段階として、パートナーに“自分はこうしたら気持ちいいのだ” ということを、分かりやすく伝えることが必要です。 女性の体にも個性があり、好みが違います。

“して欲しいことと、して欲しくないことを” うまく伝える努力をまずしてみましょう。

(そうは言っても、困るという方もいるでしょう。次回は、欧米のマニュアル本を参考に、
では実際にはどうするかを考えて行く予定です。)

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関口由紀

横浜元町女性医療クリニック・LUNA理事長

1989年 山形大学医学部卒業。横浜市民病院臨床研修医を経て、1991年 横浜市立大学医学部泌尿器科助手。

その後横浜南共済病院、横浜市立港湾病院、横浜市立市民総合医療センター勤務を経て、2007年 横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学修了、客員准教授となる。

2009年 日本大学大学院グローバルビジネス研究科(MBA)修了
現在、横浜市立大学医学部付属病院で、女性泌尿器科外来を担当。
漢方に関しては、1994年より漢方の大家、丁宗鉄先生に師事し研鑽を行う。
2000年4月 日本東洋医学会専門医取得。
2004年4月 日本東洋医学会指導医認定。
2005年4月 横浜元町女性医療クリニック・LUNAを開設。
2007年3月 医療法人 LEADING GIRLSとして、新たなる出発。
2008年6月 婦人科を分院し、女性医療クリニックLUNA・ANNEXを開設。
2009年5月 骨盤底トレーニングンターとして、併設していたLUNA治療院を拡大。

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