もっと気持ちよくなれるかも?!「質のいいセックス」とは
2015.05.22
「セックスレス」と「草食男子」

「セックスレス」という言葉が出回ってから、どれくらいの年月が経ったでしょうか。
日本は情報が氾濫しているので、その言葉自体が独り歩きしているようにも感じます。
確かにここ日本は、他の国に比べると、夫婦やカップルの中でも、セックスをしない国の上位に挙がっているようですね。
ある知り合いの20代の男性は、女の子と1週間一緒のベッドで寝ていても、週に1度しかセックスをしないそうです。これはその彼だけではなく、彼の友達も皆そう言っているようなのです。
これを聞いて、私たちの時代では考えられない!と思ったものでした。
「草食」という言葉は本当なんだなぁと、改めて最近の傾向がわかりました。
人間はセックス以外にもコミュニケーションツールを持っているので、セックスなしでも「夫婦」や「カップル」は成り立つものです。
重ねて、人間は飽きる動物でもあるため、若い人だけでなく、同じ相手とのセックスの頻度が減るのは、ある意味仕方のないことだとは思います。
がしかし、愛情表現のひとつとして、できることならずっと、お互いの愛を確かめ合えるようなセックスをしていきたいですよね。 長く連れ添った相手でも、だからこそ、できるセックスもあるのではないでしょうか。
「セックスの質」に気づく人は、大人のセックスを知っている

「大人のセックス」について定義づけることは難しいですが、たとえば10代の頃の、まだ何もわからなくて、ただお互いの身体を重ね合わせるだけのセックスとは、明らかに違うことがわかりますよね。
経験することで人間は成長しますから、セックスもまた、同じように成長していきます。
そのため、「年齢を重ねていても幼いセックスしかできない男性」の例で言うと、経験不足であることと、精神的に未熟であることが関係していると考えられます。
セックスにおいて男女ともに大切なのは、目の前の人を愛することです。
身体が感じて、満足することも大切ですが、人間は常に心と身体が繋がっていて、その両方が満足しなければ、本当に気持ちのいいセックスには至りません。
相手を思いやり、相手もまた、自分を愛しいと感じてくれている…パートナーとはそんな関係を築きたいものですね。
そういった相互的な労わりや思いやりが、「質の高いセックス」に繋がるのです。
「正しいセックス」なんて、ありません!
世に出回るHOW TOものは、まるで「セックスの正しいやり方」を語っているようなものが多いですが、
勘違いしないでほしいことは、「正しいやり方」など、はなから存在しないということです。
というのも、相手の体調や状態によっても、セックスは変わってくるものだからです。
そもそもセックスとは、自分1人で感じるものではありません。 常に目の前の人を見て、「どうしたら、相手が喜ぶか」をお互いに考えることが、 質の高い、気持ちのいいセックスへの近道です。