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恋愛コラム 性の扉~性にまつわる噂のウソ・ホント~

処女なら性感染症(性病)にはならないの?性の噂の嘘・本当

2015.08.20

処女なら性感染症にかからない?

女性

性感染症と聞くと、「セックスでうつる病気」という印象が一般的です。そのため、なかには「まだセックスの経験のない、処女の私には関係のない問題」と考えている人もいるかもしれません。

たしかに性感染症の多くは、セックスを介して感染します。しかし、だからと言って「処女なら感染しない!」という認識は大きな間違い。性感染症には、セックスを介さずに感染するものもあるのです。今回は、セックスの経験がない人でもかかる可能性のある性感染症について解説します。

処女でもなる性感染症(1)カンジダ膣炎

「アソコがかゆくて、かゆくて、我慢できない…。セックスをしたこともないのに、どうしてだろう?」と思いながらも、なんとか病院を受診したところ、「カンジダですね」と診断された。そうした人もいらっしゃるかもしれません。

カンジダ膣炎(膣カンジダ症、カンジダ感染症と呼ばれることもあります)は、カビの一種である真菌の「カンジダ菌」に感染することで発症する病気です。カンジダは性感染症に分類される病気ですが、特に性行為がなくても感染することがあります。それは、カンジダ菌が、女性なら誰もが膣の中に持っている菌だからです。そのほか、空気中にもごく普通に存在しています。

カンジダ菌のような真菌は、非常に弱い生き物です。そのため、普段は人間のほうが強いので、感染することはありません。しかし、たとえばものすごく疲労が溜まって体の抵抗力が落ちてしまったり、風邪を治すために抗生物質を飲んだりした時、真菌がワッと増えてしまい、発症してしまうことがあるのです。免疫力の下がる妊婦さんも、カンジダ菌に感染することがよくあります。

カンジダのおもな症状は、とにかく膣周辺がかゆくなったり、白くてポロポロしたおりもの(カッテージチーズのようと表現されます)が出てきたりする、というもの。わかりやすい症状なので、感染したら自分で気がつく人がほとんどです。

軽い場合は自然に治ることもありますが、市販薬も売られているので、それを塗るのもよいでしょう。ただし、我慢できないくらいのかゆみがあったり、何度も再発を繰り返したりしている人は、病院を受診することをおすすめします。

処女でもなる性感染症(2)咽頭クラミジア

カップル

「セックスをしていないけれど、キスなら経験がある!」という人に気をつけてほしいのが、キスだけでうつる性感染症です。キスだけでうつる性感染症は、ヘルペス(これは次回で取り上げます)やB型肝炎など、いくつかありますが、なかでも咽頭クラミジアは感染に気がつかないケースが多いため、要注意です。

咽頭クラミジアの原因であるクラミジアトラコマチスという菌は、性器のほか咽頭(のど)に感染することで知られています。のどにクラミジアが感染した人とキスをすると、菌が唇を介してうつり、発症する可能性があるのです。

「なんだかのどが痛い…」と思っていたら、実はクラミジアに感染していた、というケースも、非常にレアですが、ないとは言い切れません。

のどへのクラミジアの感染が疑われる場合は、病院でのどの奥をこするか、うがい薬を使って検査をします。検査の結果、陽性(感染している)だった場合は、クラミジアに有効な抗生物質を飲んで治療をします。

処女でもなる性感染症(3)トリコモナス膣炎

トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫という、ごく小さな虫が原因で感染する病気です。性行為によらず、トリコモナスに感染している人が接触した下着やタオル、公衆浴場の共用イスなどから感染するケースがあるという報告があります。

おもな症状は、強いかゆみがあることや、泡状でニオイの強いおりものが出ることですが、あまり症状が出ず、感染に気がつかない人も少なからずいるようです。尿道に感染すると、排尿の際に痛みを引き起こすこともあり、「膀胱炎だと思ったら、実はトリコモナス膣炎だった」というケースもあるのだとか。

治療方法は、服薬がメインですが、症状や体の状態によっては膣剤(膣に入れる薬)を使用することもあるようです。

放っておくのがもっともキケン! 恥ずかしがらずに治療を

女性

「アソコがかゆい」といった症状は、人にもなかなか相談できないし、ましてや病院を受診するなんて恥ずかしい!と感じる人が多いでしょう。しかし、だからと言って放っておいていいわけがありません。

たとえば、風邪の症状があるのに、それを放っておいたらどうなるでしょう?高熱にうなされたり、肺炎を引きおこしたり、ひどい場合にはもっと重い合併症を引き起こして、生命に関わる事態になる可能性もあります。

性感染症もそれと同じです。恥ずかしいからと言って、そのままにしておくのがもっとも危険なこと。性感染症は、セックスをしている、していないに関わらず、感染することがある病気。もしも、感染が疑われる場合は、できるだけ早く治療をすることが、あなたや、あなたの大切な人のためになることを忘れないでください。


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山本尚恵

山本尚恵

PR会社、マーケティングリサーチ会社、モバイルコンテンツ制作会社などでの勤務を経て、2009年よりフリーランスのライターに転身。
おもに妊娠や不妊に関する執筆を手がけ、医師や専門家への取材も多数。2014年4月に発売された「不妊治療ステップアップベストガイド」の執筆を担当。

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