「ムダ毛くん物語」って?中国女子の美意識に学ぶ!

2017.05.29

女子であれば誰しも「美しくありたい」と願うものですよね。その想いに国境はありません。お隣り中国で「女子の自分磨きに対する意識を変えた」と、あるマンガが話題になっています。それは「ムダ毛くん物語」。1本のムダ毛の紡ぐ物語が、なんとも健気…。早速「ムダ毛くん物語」をご覧ください!
ムダ毛くん、強き使命感の持ち主
みなさん、こんにちは!ボク、ムダ毛くんです!
みなさんの身体に存在するたくさんの体毛は、全部家族なんだよ。ボクもその一員!
ボクの家族はみんな、ご主人様を守るために頑張っているんだ。
ご主人様の体温を調節したり、紫外線から肌を守ったり、身体の中の良くない物質を体外へ排出する役割を持っているんだよ。
ボクたちは身体の器官として、ご主人様の全身を守っているんだ。
小さいからって、ナメてもらっちゃ困るな!
ボクはご主人様を、とても愛しているんだ…!
もちろん、ご主人様はとっても優しいよ。
どんなところが優しいのかって?それは…
毎日たくさんの美味しいものを食べて、ボクたちに栄養を与えてくれるんだ!
だから、もっとしっかりご主人様を守れるように、僕は強くなりたい。
成長して長く太くなって、もっともっと役に立てるように!
ムダ毛くん、気さくでフレンドリー!?
ご主人様のことが大好きだから、ご主人様のダーリンとも仲良くなりたいなぁ…!
だからデートの時に…
「こんにちは~!」
なんだって?今度はご主人様がお友達と海に!?
よしっ♪ボクもみんなと仲良くなるために、出ていこう!
それにしても夏は暑いなぁ…ご主人様のことが心配だ…
よしっ、ちゃんと守らなきゃ。
さぁっ!袖口から出動だ!
ムダ毛くん、ショックに打ちひしがれる…
そう、ボクはどこにでもついていくよ。だって、ご主人様にはボクが必要なんだ!
でも最近、ボクはご主人様に嫌われていることに気づいた…
彼女は、ボクを追い出そうとしてる。
せっかく頑張って伸びたのに、短くしようとしたり、抜こうとしたり…
それだけじゃないんだ。
お友達にもボクのことを悪く言ってる…
「ムダ毛って、何で生えてくるのかしらね!?」
ボクは悲しくて、涙が出てきました…
こんなに頑張ってるのに…
もっと強くなって彼女を守りたいのに、一体どうして??
ムダ毛くん、愛についての気づき
悲しくなったボクは、優しいお姉さんに相談したんだ。そうしたら、こう教えてくれた。
「人を愛するとき、力を使いすぎると、逆にプレッシャーをかけてしまいますよ。重たく感じさせてしまうのです。」
そうか…もしかするとボクは、今まで自分の存在をアピールしすぎていたのかな…?
そうだ。ボクは存在をアピールしようと必死だった。
でもボクの家族達は、ご主人様をしっかり守りながらも、そんなにアピールはしていない…
よし、決めた!
今日からボクは、目立たない存在になろう!
頑張りすぎだったボクも、気持ちがラクになれるよ。
そうすると、ご主人様はこう言ってくれた。
「君の存在に、感謝してるよ。いつもありがとう。」
それからご主人様は、彼氏とも上手く行くようになった。友達と水着姿で思いっきり楽しめるようになったんだ!
ボクは、彼女を愛する方法を変えてみた。
これからも黙々と、キミを守っていくよ…
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いかがでしたか?中国では近年、エステで脱毛する女性が増えています。しかし、まだそれほどメジャーな方法ではなく、自宅でムダ毛を処理している女性が多いようです。処理した後、すぐに生えたり、元に戻ったりすることで悩んでいる女性が多くいるということですね。そこに「ムダ毛くん物語」が誕生しました。
実際にこのマンガを読んでから、これまで悩まされていたムダ毛に対して、考え方の変化が見られた女子が増えたそうです。確かにムダ毛くん物語のストーリーは「自分の身体が愛おしい...」そんな気持ちにもさせられますね。様々なケア方法を選べる今だからこそ、自分の身体を見つめなおして、心まで喜ぶケアが必要なのかもしれません。これからのムダ毛ケアの参考にしてはいかがでしょうか。
▼ライター:遠藤加奈(LC編集部)さんプロフィール
LC編集部 遠藤 加奈 編集・ライター
1975年2月6日生まれ。みずがめ座 AB型
LC編集部として恋愛コラムを筆頭に、女性のお悩みに役立つコラムやメルマガを執筆中。
好きなものは仕事の後のビール。
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