きゅうわいざクン(中国恋愛事情 第5回)

2017.12.18

自分の好みとは程遠いタイプの男性に想いを寄せられたら…正直、気が重い。そんな気持ちがストレートに現れた「きゅうわいざクン」。なぜこの言葉が生まれたのでしょうか?今回も、中国女子のSさんに詳しく聞きました!
きゅうわいざクンとは
「単刀直入に言うと…モテない男性のことです。イメージ的には、背が低く、顔がイマイチで、暮らしも貧しくて、性格は臆病…という感じですね。」
…ズバズバ来ますね(笑)
「恋愛に関しても、もちろん消極的で、自信が無くネガティブな人が多いんですよ。実際、片想いをしたとしても、自分からはアプローチできないので成就しないことが多いですね。」
きゅうわいざクンと呼ばれるようになったキッカケは何なのでしょうか。中国女子の間で広く使われる言葉になった理由が気になります。
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きゅうわいざクンが広まった理由
中国のセレブリティ男性「高富帅(コウフソツ)」が流行(参照:中国恋愛事情 第2回)したことが先で、その真反対の意味で「きゅうわいざ」という言葉も作られたんです。
穷(きゅう)→お金がない(社会地位が低い)
矮(わい)→身長が低い
搓(ざ)→ブサイク
「高富帅」がネットで流行っている時期に、自分のことが真反対の「きゅうわいざ」と自嘲する人が多くいました。それでネットで流行ったんですよ。掲示板やSNSで「僕は典型的なきゅうわいざだよ」という感じの発言がよく見られています。」
なるほど、自虐的なネタとして使われはじめたということですね!ユーモア的な意味を含んでいるようで…ホッとしました!
中国の恋愛流行語はまだまだあります。次回もお楽しみに。
▼ライター:遠藤加奈(LC編集部)さんプロフィール
LC編集部 遠藤 加奈 編集・ライター
1975年2月6日生まれ。みずがめ座 AB型
LC編集部として恋愛コラムを筆頭に、女性のお悩みに役立つコラムやメルマガを執筆中。
好きなものは仕事の後のビール。
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