クリスマスは「思い出」にならない!?

2010.12.24

いよいよ明日はクリスマス!クリスマスという大イベントに備えて、サプライズプレゼントや手作りケーキなど、事前の準備に力を入れている方も多いのではないでしょうか。週末ということもあり、「イブの夜から彼とデート♪」という方もいるかもしれませんね。そんな皆さんに、忘れられないクリスマスのエピソードはありますか?というアンケートを実施したところ、Yesと答えた人とNoと答えた人は、ほぼ半々という結果でした。
忘れられないクリスマスのエピソードはありますか?
回答時期:2010.10.20〜2010.10.26|233名が回答
ある |
(114)
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ない |
(119)
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ある方に質問です。それはどんなエピソードですか?(感動エピソード、おもしろエピソードなど)
»『ある』と答えた方のコメントを見る»『ない』と答えた方のコメントを見る
皆さんのコメントからは、「すごく素敵なクリスマスを過ごした」「せっかくのクリスマスなのに××だった」など、良くも悪くも、「クリスマス」を特別な日として意識している印象を受けました。実は、クリスマスは、交際期間のイメージをアップさせるチャンスでもあります。一年に一度の特別な日に、良い思い出をつくることで、二人の恋を最高に盛り上げましょう!
「クリスマス」という言葉を耳にしたとき、あなたは何を思い出しますか?また、それにより、どんな感情に包まれますか?私たちは、印象的な言葉を耳にすると、その言葉により何らかのイメージが想起され、人それぞれ様々な感情に包まれます。「クリスマス」という言葉を耳にすると、イルミネーションやローストチキン、以前の恋人など、人によって何かが想起され、それにより、楽しさ、懐かしさ、切なさなど、様々な感情に包まれます。
「クリスマス」という言葉は、12月になると、毎日のように目にも耳にもしますから、もしも今の恋人が、その度に、以前の恋人と過ごしたクリスマスを思い出して、センチメンタルな感情に包まれているとしたら、ショックですよね。
クリスマスを大切な人と過ごす、という習慣は、日本では戦後、自由恋愛や恋愛結婚の増加とともに普及しました。ロマンチック・ラブ・イデオロギーの象徴とも言えるでしょう。お互いに自由に相手を選ぶことができる平和な世の中だからこそ、純粋で一途な愛の証として、特別な日をその人だけと過ごす、ということに意味があるのです。
お仕事などの事情もあると思いますが、無理のない時間に逢う約束をして、心のこもったプレゼントを渡し、「オンリーユー」を伝えてみてください。雰囲気の素敵なところに行ったり、好きな音楽を聴きながら過ごしたり、ちょっとしたサプライズを準備しておくことも、心理効果が高いですよ。
来年のクリスマスが近づいてきて、彼が「クリスマス」という言葉を耳にしたときに、あなたの優しい笑顔や一緒に過ごした時間が想起されるよう、幸せな雰囲気作りを心掛けたいものです。
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▼ライター:晴香葉子さんプロフィール
作家・エッセイスト・心理カウンセラー
日本心理学諸学会連合認定心理学検定1級。株式会社リトルクローバー代表取締役 株式会社MSブレイン顧問
カウンセリング実績1万時間を超え、鋭くもあたたかい心理解説が評判になり、テレビ番組や心理テストの監修も手掛ける。著書は75万部を超え海外でも出版。10月テレビ『アッコにおまかせ』(TBS)心理コメント担当。

