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性教育とは?幼児期、思春期の子供に母として何をすればいいの?

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2017.09.13

性教育を考える母親

「性教育」と聞くと、なんだか恥ずかしいイメージを持たれるお母さんは少なくないはず。それ故、学校などの機関に任せてしまったり、成長と共に知っていくものだから関与することを避けてしまったり。

しかし、母親という立場だからこそ、お子さんに伝えられることもあるはずです。そこで今回は性教育の現状を紹介すると共に、お子さんから聞かれがちな性のQ&Aについてお応えします。

この記事を読めば、「性教育は恥ずかしいもの」というイメージが払拭され、お子さんと真正面から「性」について向き合えるはずですよ。

この記事はこんな人におすすめです

  • 「子供に性教育をどうすればよいか悩んでいる」
  • 「自分の子に対する性への向き合い方がわからない」
  • 「子供への性教育が恥ずかしい」

性教育とは

性教育に悩む母親

性教育の現状(「性教育の必要性」の内容含む)

海外先進国と比較して、日本の性教育は遅れていると言われています。学校で受けた性教育を思い返すと、男女におけるカラダの仕組みの違いを小一時間で説明され、別の日に男女別の教室に集められ、生理について説明されただけ…という方も多いはず。

日本では性的なものをタブー視する傾向にあるため、教える側が戸惑ったり恥ずかしがってしまい、簡単な説明で済ませてしまうことで、逆に子どもたちの好奇心に火をつけてしまうことも。

大人がちゃんと教えてくれないから、友達や先輩に話を聞く、インターネットで知識を仕入れる、というのは今の時代ごく当たり前のことです。ただ、独自に手に入れた情報が正しいとは限りません。

厚生労働省が発表した「平成25年度衛生行政報告例の概況」によると、平成25年度の人工妊娠中絶の件数は186,253件となっており、月間で15,000件、1日あたり500件の人工妊娠中絶が行われていることになります。誤った知識がこうした望まぬ妊娠を招いているのも事実。

望まない妊娠、性病を未然に防ぎ、そして自分自身や命を大切にする心を育むためにも「性教育」について正面から向き合いたいものですね。

性教育は望まない妊娠、性病を未然に防ぎ、命を大切にする心を育むために必要です。恥ずかしがらず、真正面から向き合いましょう。

性教育はいつから始めるべきか

文部省が作成した『学校における性教育の考え方、進め方』には、幼稚園から高等学校までの性教育の指導目標が書かれています。
ということは、性教育は3歳スタートが目安。といっても、この時期のお子さんへ伝えるのは「自己誕生の喜び」「命の尊さ」「助け合い思いやり」とされています。

「あなたが生まれてきてくれてお父さんとお母さんはとても嬉しいよ」「あなたはお母さんのおなかから生まれてきたんだよ」と伝えるもの性教育のひとつ。

そして、母親と父親が仲良くしている姿をお子さんに見せるのも、性教育のひとつと言えるでしょう。

幼児期の性教育

性教育に悩む母親

「パパとママはどうして結婚したの?」

お子さんが産まれ、もうすっかり恋人時代の雰囲気はなくなり「親」となってしまったお二人にとって、この質問は少々気恥ずかしいものがありますよね。また、夫婦によっては「両親から結婚しなさいと言われたから」「年齢的なもので…」など、様々な結婚のきっかけがあることでしょう。
どのような状況で結婚を決意したにしろ、お子さんへの答えはひとつ。「ママはパパのことが大好きで、パパはママのことが好きだったから結婚したんだよ」です。
親同士の愛情は、子どもを安心させる環境づくりにも繋がります。ぜひ、恥ずかしがらずに「お互いに好きだから結婚したの」と伝えてあげてくださいね。

「赤ちゃんはどこから来るの?」

「コウノトリが運んで来たんだよ」「キャベツ畑で実ったんだよ」といった例え話や、「キスをしたら赤ちゃんができるんだよ」など答え方はいろいろありますが、筆者はこのような説明はできるだけ避けたいと考えています。

なぜなら、歳を重ね「あの時ママが言ってたことは嘘だったんだ」と気付いたとき、「嘘をついたのはセックスは恥ずかしいことだから?」と思いかねないからです。また、「ママは性について真正面から向き合ってくれない」と思われてしまうのを避けたいという想いもあります。

だからこそ、本当のことをロマンティックに伝えることが大切だと思います。
「赤ちゃんが欲しいな、と思ってパパと仲良くしてたらお腹の中に来てくれたんだよ」これなら、嘘はついていないですよね。

また、お腹に来た経路を尋ねられた場合は「お母さんの中に、赤ちゃんが育つお部屋があるの。その近くに赤ちゃんのたまごがあって、お父さんの持ってる赤ちゃんのたまごがそこまで迎えに来てくれるんだよ。お母さんのたまごとお父さんのたまごを合わせると、赤ちゃんの命になるんだよ」と、できるだけ可愛らしく、わかりやすく各部位に名前を付けて事実を伝えるのも良いでしょう。

「おちんちんってなに?」

女の子にはないのに、男の子にはあるおちんちん。小さなお子さんほど、「なんでなんで?」と興味を持つのは当然のこと。この場合、恥ずかしがらずに、おちんちんの役割について説明してあげましょう。

おちんちんの役割のひとつは、おしっこをする時に必要なもの。もうひとつは、大人になって、お父さんになるために大切な仕事をするため。

これで納得してくれたらいいのですが、「大切な仕事ってなに?」と聞かずにはいられないのがこどもです。その場合、「おちんちんは、あかちゃんをつくるのに必要なたまごをおかあさんのところまで運んでくれるんだよ」と説明してあげてくださいね。

思春期の性教育

性教育を受ける年ごろの男女

生理について

初経の平均年齢は12.4歳(小学校6年生~中学校1年生)です。その前に学校の保健体育の授業で生理について習いますが、初潮が来る前に母親からもお話をしてあげたいですね。
女の子のお子さんがいるお母さんは、実際に生理用ナプキンを見せてあげたり、いつ来てもいいように可愛いポーチと生理用品を渡してあげると良いでしょう。
また、生理がきたら「これから少しずつ赤ちゃんを産む準備が始まるからね」「生理がこない月があったら教えてね。カラダが具合悪いよっていうサインかもしれないから」と、その成長を喜び、カラダを気遣ってあげることも忘れないでくださいね。

射精について

筆者が小学6年生の頃、担任の先生が初めて射精したときのことを生徒の前で話してくれたことがありました。その先生は、初めての経験に驚き、何か重い病気に侵されているのだと思い不安だったこと、お父さんに話をして「精通(初めての射精)」だとわかり安心したこと、そして、男子生徒に向けて「こういうことがあっても、それは病気じゃなくて成長の証だから大丈夫」と伝えていました。
当時の話を覚えていた生徒も多く、大人になった今でも同窓会の度に「あのとき先生の話を聞けて良かった」と話題にのぼります。

カラダの仕組みとして母親が説明することも可能ですが、やはり小学校高学年以上の男の子だと恥ずかしさがあるもの。父親から前もって話をしてもらうよう伝えておくのが、母親としての役割かもしれません。

セックスすることの意味

思春期のお子さんに彼氏・彼女ができたと聞いたら、セックスにまつわる話はしておきたいもの。若いときは「愛し合う気持ち」よりも好奇心や(女の子であれば)彼に嫌われたくない、周りの友達に追いつきたくて経験してしまうこともあります。

だからこそ、母親の口から「セックスは愛し合っている気持ちが基本にある」こと「どんな避妊方法を取ったって妊娠確率はゼロにはならない」ことを伝えるべきです。今の時代、医学的な性統計や妊娠に関する記述は探せばいくらでも見つかります。そういったものを用いて、「エッチはいやらしいこと」ではなく「大切な人と赤ちゃんをつくる素敵な行為」だと、恥ずかしがったりすることなく、真面目に説明してあげてくださいね。

コンドーム使用のススメ方

男の子であれば友達とそういった話をしているでしょうし、コンドームの使い方も自身で練習しているでしょう。だからこそ母親が伝えるべきは「彼女を妊娠させないようにちゃんと避妊しなさいよ。傷つくのは女の子なんだからね」と、彼女の立場に立って意見してあげることです。

また、女の子がいるお母さんの場合、恋バナの延長で話をするのが一番です。仲良し母娘であれば「彼と喧嘩した」「今度彼とお泊りいきたい」など、いろいろ話してくれるはずです。その延長で、「彼はちゃんとつけてくれてるの?」と聞き、そこからコンドーム着用の大切さへとつなげていきましょう。

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まとめ

性教育をしている家庭

母親からの性教育でお子さんが学ぶのは、単にカラダや妊娠の仕組みではありません。自分が愛されて生まれてきたこと、そして、自分もいつか好きな人を見つけ、母親(父親)になり、命をつなげていくということです。
そう考えると、性教育は恥ずかしいことではありませんよね。様々な情報が乱立し、それらが簡単に手に入ってしまう時代だからこそ「本当に大切なこと」は、親の口から伝えてあげたいものです。

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▼ライター:小野エリコさんプロフィール

ウェブを中心に数々の恋愛記事を執筆。自身の恋愛観を織り交ぜつつ、お悩みの解決を提案している。恋に悩む女性を応援する、恋愛ライター。

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